こちらはインドネシアより。
2006年5月29日、採掘会社ラピンド・ブランタス(Lapindo Brantas)の所有する天然ガス掘削井戸のすぐ近くに突如として「泥火山」の火口が現れ、大量のメタンガスと泥土を噴出し始めた。噴出した泥で12の村が埋まり、13人が死亡、周辺住民約3万6000人が避難した。
泥土噴出事故としては過去最大の被害規模で、現在は周辺一帯が沈下し、巨大クレーターとなる兆候を見せている。(AFPBB Newsより転載)


4年後の2010年5月29日。
自然災害なのか人災なのか依然はっきりしないまま、未だに苦しんでいる被害者たちが数万人いるにもかかわらず、人々の記憶からこの惨事は消えかかっていた。
そこで、今一度、人々の記憶を呼び覚まし、被害者たちに救済の手を差し伸べるべく設置されたインスタレーションがこれだぁ。

しかも大統領官邸の目前に。
インスタレーション設置後わずか数時間でマスコミが飛びつき…

テレビニュースや新聞がこぞって取り上げた。


当然twitterでもこの件に関して数千のつぶやきが飛び交った。
そしてインスタレーション設置からたった数日で大統領スシロ・バンバン・ユドヨノ(Susilo Bambang Yudhoyono)自らが現地に飛び立ったのでした。

こんな簡単なインスタレーション一つが、世論を動かし、大統領にまでアクションを起こさせる。
人にコミュニケーションを取る、行動に移させるためには、いかにコンテンツとコンテキストが大事かが分かる好例ですね。
下記は一連の出来事の解説ビデオです。














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