こちらはイタリアより。
イタリア人にとって三度の飯よりも大切なのがサッカー。
しかもそれがUEFAチャンピオンズリーグでのACミラン対レアル・マドリード戦だったら絶対に見逃せないでしょう。
でも、その観戦を強引に諦めさせる、ってのが今回のどっきりのテーマだったのです。
なんと100人の女性が彼女たちの彼氏を、50人の大学教授が生徒たちを、そして50の出版社やテレビ局のボスな人たちが自分たちの部下や記者に対して、なんだかんだと難くせをつけ、パワハラよろしく、ACミラン対レアル・マドリード戦の10月21日にクラシックコンサートに行かせたのです。
そう、200人近くの仕掛け人たちが1,136人をだましちゃったのです。
そして当日、コンサートが始まるのでしたぁ。
でも次第に様子がおかしいことに会場の人たちは気づき出すのです。
わかりました?
スクリーンには途中からこんなことが書かれていたのです。
「ボスにはノーとは言えませんよね」
「彼女にも」
「ところであの大切な試合」
「見逃せるなんてよく思いましたねぇ」
次第に音楽があの音楽に変わっていきます。
「ACミランとレアル・マドリードが今ピッチに登場しました」
「ということで、みんなで応援しましょう」(意訳)
“Heineken made to entertain”
(ハイネケン 楽しませるためにつくられている)
でも実はこれだけじゃないんです。
さらに驚くことに、その無理やりコンサートに行かされた人たちの当日の様子は、リアルタイムでSky Sports(スカイスポーツ)に中継されていたのでした。
結果:
150万人がライブでこの様子をSky Sports(スカイスポーツ)で視聴。
1000万人が翌日のニュースで視聴。
500万人のユニークビジターがそれから2週間の間にウェブで視聴。
そしてこの話のネタは当然ブログやSNS上で猛烈に伝播していったのさ。
おまけ:
このYouTubeのストーリービデオがアップされたのはもう5ヶ月経ってからの先々週の3月13日。
なのにわずか2週間で再生回数を40万回超えています。
で、ハイネケンのブランディングは、スクリーン上に登場したあのたった一行のタグラインのみ。
“Heineken made to entertain”
(ハイネケン 楽しませるためにつくられている)
なんてお洒落なんでしょう。
あっぱれ~!!!




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