こちらはドイツより。
これは驚いたぁ。
映画の主人公が客席の中の一人に電話する、ってところから映画の行方が全くわからなくなる、ってなホラー映画です。
何者かに追われている主人公が助けを求めて電話をかけると、いきなり客席の中の一人の携帯電話が鳴り響く。そして主人公の女性の声が直接その人の携帯電話から聞こえてくるのです。そう、彼女はその客に電話をしているのです。
かけられた客は彼女の質問に答えなくてはなりません。逃げる方向の場合は右とか左とか上とか下とか。時によってはイエスとかノーとか。はたまた助けるとか見捨てるとか。この場合は他のヤツも助けるべきかどうか、みたいな。
電話からは単に彼女からの質問だけが聞こえてくるだけではなく、映画の中の臨場音や彼女の息遣いまでリアルタイムで聞こえるらしいのです。
このイベントに参加したいお客さんは(といっても上映ごとに毎回一人だけだが)、この映画”Last Call”(最後の電話)のチケットを買った時点で自分の携帯電話番号をシステムに登録しておくだけ。
運良く電話がかかってきたお客さんの声は音声識別システムによって認識され、その都度の指示によって映画のストーリーがどんどん変わっていくという仕組み。何回電話がかかってくるのかは定かではないので、どのくらいの組み合わせのストーリーが用意されているのかは分かりませんが、おそらく三回観に行っても三回とも違うエンディングになるんでしょう。
携帯電話はお切りください、が常識の映画館でスンゲー面白い取り組み。周りの知らない観客との一体感も生まれそう。
でもコジンマリとしたシアターじゃないと無理なんだろうなぁ。














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