人口わずか6,000人強の小島で展開されたリアルなソーシャルネットワーク上のバイラルキャンペーン
http://www.prescribethenation.com/
こちらはアメリカより。
いやぁ~、こりゃ~スンゴイ企画っす。古き良き口コミ効果が、今、流行りのデジタルなソーシャル・ネットワークの比ではないことを証明するかのような企画。
ブレストで誰かがウケを狙って思いついちゃったりするかもしれないような内容。でもそれを実行しちまったユニリーバさんに、あっぱれ~!
商品は保湿クリームのVaseline(ヴァセリン)。
展開された場所はアメリカはアラスカのコディアック島。
4人の母であり、わずか6,000人強のこの小島のコミュニティリーダー的存在であり、なによりひどい乾燥肌に悩まされていたPetal Ruchさんがこの企画のヒーロー。彼女に与えられた使命はただ一つ。ヴァセリンを使用してみて、気に入ってもらえたなら同じように乾燥肌で悩んでいる仲間にその体験談をしてもらうというもの。
そしてそれを聞いた人たちが、島の店にヴァセリンを求めに行くと店頭で無料サンプルがもらえるという仕組み。ただし、ヴァセリンのことを誰から聞いたかを教えてもらうのが条件だったりするのでした。
でも企画の肝は実はここから。
このキャンペーンは制作チームが島に20日間滞在し、200時間以上のテスティモニアルをビデオに収録、それをこちらのPrescribe the Nation「みんなに処方しよう」(超意訳)というサイトで公開しているのです。
どんなふうに話が伝播していったかが分かるような遷移図とそれぞれの人のビデオが観れる(再生ボタンが付いている写真のみ)ところが、アナログなキャンペーンでありながら、うまくデジタルに処理していていいっすね。
結局6,000人強の小島の1,000人以上がサンプルをもらい受けに来たらしいのですが、それが何日間で達成されたのかは定かではありません。また、今後この企画がどのように発展していくのかもまだ明らかになっていません。
でも、なんだか、広告人なら誰でも知っているEffie Awards(エフィー賞)の匂いがプンプンしてきますねぇ。
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